今回は、「どうしてNY(ヤンキース)のキャップを被るのが流行りなのか?」という疑問から始まりました。
実は、街中でNYのキャップをかぶる人をよく目にしていていたんです。
メジャーリーグのチームの帽子は他にもあるのに、
- 「なんでNYのキャップなのか?」
- 「なんか理由があるのかな?」
- 「いや、きっと理由があるに違いない」
との思いがつのり、NYのキャップを被る理由を調べるしかないと、記事を書き始めました。
そこで今回は、
NYのキャップはなぜ人気?
ヤンキースの帽子を被るのが流行りの理由は?
の二つのテーマで考察し、お伝えしていこうと思います。
「なぜニューヨークヤンキースのキャップが人気で流行ってるのか?」と疑問をお持ちであれば、その理由を知るべく最後まで読んでみて下さい。
あなたのお考えとも照らし合わせながら、ぜひ楽しんで読んでみてくださいね。
NYのキャップはなぜ人気?
調べてみましたら、NYのキャップは、ブランド化された位置付けになっているから人気なんだと気づきました。
単なる帽子としてのベースボールキャップはなくブランド品なんだと思います。
例えば、PRADAやグッチなどのブランド帽子が購入できるWEBサイトと一緒に、NYのキャップは並んでいたりするからです。
そこでNYのキャップがブランド化されているといえる根拠を、
- 「ティファニー」のロゴデザイン
- ベースボールキャップブランド「ニューエラ」
- キャップのつば(バイザー)に貼ってあるシールをはがさない
以上の三つに分けて、お伝えしていきます。
「ティファニー」のデザイン
なんと、ニューヨークヤンキースのキャップにある「NY」のロゴは、ティファニーと関連があることがわかりました。
ティファニーのリーダー的存在であったデザイナーが、名誉の人に与えるメダルのデザインとして作ったものが、ヤンキースのロゴマークのNYとして使われるようになったらしいです。
いやー、これは驚きました。
まさか、ジュエリーで超有名ブランドのティファニーがNYのロゴの由来だったなんて!
ジュエリーは宝飾品ですから、NYのキャップに、王冠のようにロゴデザインとして飾られていると思うと、ヤンキースの帽子を被っているだけでワクワクする気がします。
素晴らしいデザインのNYのキャップだと知ったら、その帽子を手元に置きたくて私もNYのキャップが欲しくなってきました。
NYのキャップがブランド化されたという意味では、ティファニーと聞いただけでもう充分かと思いますが、まだあるんです。
次では、ベースボールキャップブランドという観点で見ていきたいと思います。
ベースボールキャップブランド「ニューエラ」
「NEW ERA(ニューエラ)」とはMLB(メジャーリーグベースボール)で唯一公認されたアパレルの会社なんだそうです。
このことも知らなかったのですが、唯一なんですね。
ブランドという言葉は「他と競合しない」という意味もありますので、「唯一」ということだけでも既にブランド化されていると思います。
しかもさらに、帽子としての商品のクオリティーも高いようです。
なぜなら、1つのキャップを作る製造工程が20工程以上あるみたいなんです。
NYキャップの製作工程のパーツ
出典:https://www.neweracap.jp/
例えば、ヨーロッパのこだわりの革靴に見られる、ひと手間もふた手間もかけた製造にも似てる気がします。
どんな品物でも品質が高いものは、形崩れがしづらいという共通点があります。
このように見てくると、デザイン性だけでなく、ブランド品が持ち合わせている職人気質のモノづくりのベースも持ち合わせているようです。
もう言うことなしですね。
さらに次では、NYキャップが広まったと思えるキッカケ現象についてもお伝えしたいと思います。
キャップのつば(バイザー)に貼ってあるシールをはがさない
NYのロゴ下に貼ってある金色の丸いシール
出典:https://www.neweracap.jp/
どうも、シールを剥がさない理由は「本物のキャップである証し」としての証明シールの意味合いがあるようです。
見出しタイトルにも書いたように、帽子のつばにシールを貼ったままで、NYのキャップを被る人を、ほんとよく見かけるようになったんです。
最初、キャップのツバにシールを貼ったままの人を見たとき、「シールつきっぱなしですよ」と言ってあげたいぐらいでした。
でも、その後シールを貼ったままの人をよく見かけると、「何か理由があるのか?」と自分を疑うようになりました。
例えば、買ったばかりの品物に付いているシールと同じように考えていましたので、シールを剥がすのは当たり前と思っていました。
しかし、流行というのは、常識を外した所から始まることが多いわけです。
時代によって真逆なことが正当になる事は、よくあることです。
例えば、もともと破れたジーンズを買って履くことなども、常識からは外れた一つの現象だと思います。
そのように考えると、本来は剥がすであろうシールも、そのまま貼っておくことは完全に否定できないです。
つまり、大多数の人がしないであろう現象が起きて話題となっていることが、ブランド化されている証明にもなると思っています。
次では、2つめのテーマに移り、「ヤンキースの帽子を被る流行りの理由」を見ていきましょう。
ヤンキースの帽子を被ることが流行ってる理由は?
ヤンキースの帽子を被ることが流行っている結論から述べてみますと、NYのキャップを選ぶ人が多かったという答えに至りました。
そこで、そのNYキャップを選ぶ人が多かった理由を、
- NYキャップはシンプルなデザイン【理由1】
- WBCでの日本の活躍と優勝【理由2】
- 大谷翔平選手の人気【理由3】
という3つの視点で、ヤンキースの帽子を被る理由をみていきたいと思います。
NYキャップはシンプルなデザイン【理由1】
街を歩いている人を見ていて思ったのは、NYのキャップはシンプルなので、洋服に合わせやすいんじゃないかという事です。
私の目線ですと、意外に女子がNYのキャップを被っている印象が強く残っています。
そこで、
- 20代前半の女子
- 30代半ばの主婦
- ちょっと洒落たアラフォー世代の女性
という年代層別で感じたNYキャップを被る印象をお伝えしようと思います。
20代前半の女子
今流行っている韓国ファッションのシンプルな洋服のデザインに、NYキャップがフィットしていると思いました。
私が感じたシンプルな洋服のデザインとは、
意外に感じると思いますが、冬こたつに入った時に、上半身に羽織る「はんてん(どてら)」のイメージのなんです。
はんてん(どてら)
例えば、この「はんてん」のイメージを韓国ファッションの上着に当てはめてみます。
首回りが比較的大きめに空いている上着を羽織るような、下の写真のようなイメージです。
ちょっと洗練されたシンプルデザインの韓国ファッションの上着
出典:https://blog.smasell.jp/
比較してみていかがでしたか?
古風な「はんてん」と、シンプルな「韓国ファッション」の形が似ていませんでしょうか?
私の見解としては、本質的な型としてのシンプルさに共通点があると感じました。
つまり、伝統的に生き残ったシンプルなデザインの「はんてん」と、時代的な流行りであるシンプルなデザインの「韓国ファッション」に共通点を感じたからです。
このようにみると、伝統のあるNYキャップと、今流行りの韓国ファッションの両者に共通点が見出せます。
そういう意味で、NYキャップとシンプルな韓国ファッションが似合うなぁと感じました。
30代半ばの主婦
下のイラストのように、ママが電動自転車に乗って、さっそうと走っているスポーティさとNYキャップがマッチすると感じます。
イラストはヘルメットですが、動きやすいカジュアルな服装にも、シンプルなNYのキャップが充分似合う感じです。
ちょっと洒落たアラフォー世代の女性
ちょっと洒落たアラフォー世代の女性に、カーキ色のNYのキャップがお似合いだなぁと思いました。
カーキ色って、スポーティーにもなるし、又はナチュラルな感じにもできるし、意外に応用範囲が広いなぁと思います。
でも若い子には、カーキのような中間色は、帽子の色として使うと、お顔の印象がぼやけてしまい、ファッションアイテムとして合わせるのが難しいような気がします。
なので、下の写真のようなシックな色を着こなすアラフォー世代の女性が、カーキ色のキャップを被ると、いい意味で意外性があり、粋な感じが演出されて最高だと思いました。
このカーキのような色にNYのロゴが入ったキャップで文句なしです!
WBCでの日本の活躍と優勝【理由2】
2023年のWBC(ワールドベースボールクラシック)の日本チームの優勝は、NYキャップの普及にも大きな影響を及ぼしたと感じます。
又、ファッションとは衣服などの流行の事だけを指すわけではなく、その時代の社会現象なども言い表す言語でもあります。
ですので、野球に興味がない人がWBCをきっかけに虜になってしまったということもファッションの一つといえると思います。
例えば、こんなエピソードがありました。
スマホで、WBCの試合を街中で見ていて、得点シーンで思わず声を上げてしまった時がありました。
そしたら、
私の近くにいた方も試合の結果の行方は気にしていたんでしょう。
その得点シーンのリプレイを、私のスマホの画面で一緒に見ながら、ハイタッチしてしまいました。
このようなことは、普通の日常ではあり得ないことですから、WBCはかなりの社会現象になっていたのだと思います。
ですから、WBC以後さらに興味をもち、野球やメジャーリーグに詳しくなった方も多いことでしょう。
そしてそのようなWBCの影響がじわじわと出てきて、ベースボールキャップの需要が高まり、NYのキャップも流行の機会ともなったとも言えるのではないでしょうか。
大谷翔平選手の人気【理由3】
NYのキャップを被る人が増えていることすらも、大谷翔平選手の多大な影響力はあったと言えると思います。
今更言うまでもなくロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手を知らない人はいないと思います。
そして前述したWBC以後、大谷翔平選手を見たくてメジャーリーグの試合を観る人が増えたことに異論はないと思います。
ただそこで、エンゼルスのベースボールキャップを被るだろうと思いきや、洋服におけるファッションの観点からみると被れないと推察します。
なぜなら、
・にわかファン過ぎるのがミエミエと思われるのを懸念して、エンゼルスのキャップを被るという選択肢から外してしまう
・普段の服装に合わせようと思うとシンプルな落ち着いた色の帽子を選ばざるを得ない。
と感じるからです。
このような意味から、大谷翔平選手の活躍がNYキャップを被る人が増加したことに繋がっていると思います。
そして、ここでのテーマの冒頭で書いたロゴマークの雰囲気も含めてNYのキャップを選ぶ人が多いだろうとの結論に至ると考えます。
※補足:シンプルファッションに、エンゼルスのキャップを被るアイデア
「エンゼルスのキャップはレッド」というイメージが強いのでオールマイティに洋服に合わせるのが難しいと思います。そこで、エンゼルスのキャップで、ネイビーやホワイトを選ぶと着こなしやすくなると感じます。
NYキャップの人気・流行りのまとめ
ここまで、
・ヤンキースの帽子を被るのが流行りの理由は?
というテーマをもとに、NY(ニューヨーク・ヤンキース)のキャップの人気と流行について考察してきました。
先ず、「NYのキャップはなぜ人気?」のテーマでは、
NYのキャップは、ブランド化された位置付けになっているからという結論となりました。
次に、「ヤンキースの帽子を被ることが流行りの理由は?」のテーマでは、
・【理由1】NYキャップはシンプルなデザインなので、洋服に合わせやすい
・【理由2】WBCでの日本の活躍と優勝が、NYキャップの普及にも影響を及ぼした
・【理由3】NYのキャップを被る人が増えていることすらも、大谷翔平選手の多大な影響力はあった
結果として、NYのキャップを選ぶ人が多かったという結論になりました。
これであなたもニューヨークヤンキースのNYのキャップを被る仲間入りでしょうか!
最後まで、お付き合い大変ありがとうございました。
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