昭和にハマる若者9つの理由をインフルエンサー阪田マリンから見る【マツコの知らない世界】

今回は、昭和にハマる若者についての理由を調べてみました。

「なぜ昭和?」なのか。

昭和を「レトロ」と懐かしさを感じるだろう昭和生まれの人と対照的に、平成生まれの若者は「新しい」と感じ、ひそかに昭和レトロがブームとなっている。

実は『ネオ昭和』という切り口で昭和の時代の魅力を発信するインフルエンサーの若者がいます。

その若者は、本名は阪田茉鈴(さかたまりん)さんと言いまして、阪田マリンというお名前で活動しています。

そして、その昭和にハマっている代表格の2000(平成12)年生まれの阪田(さかた)マリンさんが『マツコの知らない世界』へ出演します。

その番組内で、マツコさんも阪田マリンさんの話に納得しながらも、少々カルチャーショックを受けたように見えました。

そこで阪田マリンさんの出演をきっかけに、昭和にハマる若者9つの理由

・音楽
・生活
・ファッションetc..

という面から、

そして、X(ツイッター)では3万人、Instagramでも1万人を超えるのフォロワーをお持ちの阪田(さかた)マリンさんがハマったモノコトを通して考察させてもらおうと考えました。

「昭和」と「ネオ昭和」という阪田マリンさんの切り口から調べますと、その阪田さんの感覚に共感する部分が多くありました。

もし昭和という時代に興味があれば、最後まで読んでみてください。

結構楽しめると思うので、ぜひ一緒に、昭和時代に行ってみましょう!

昭和にハマる若者9つの理由をインフルエンサー阪田マリンさんから考察

阪田マリンさんは昭和の魅力は「不完全な中あると言います。

では早速、阪田マリンさんがハマった「モノコト」から考察しながら、昭和にハマる若者の理由を9つから探っていきましょう。

昭和に若者がハマる理由【考察①:レコードプレーヤー】

阪田マリンさんは、簡単に音楽が聞ける令和時代に、わざわざ手間と時間をかけて聞くところに魅力があると言います。

確かに阪田マリンさんに共感するところがあります。

何でも時間がかからない事は良いと思われがちですが、逆に時間がかかる価値も見逃せないと思います。

例えば、支払いや決済もキャッシュレス化や交通機関の充実による通勤時間の短縮なども、大変大きな利点を感じます。

しかし、あえて通勤に時間をかける価値も大変大きいと感じています。

なぜなら、自宅に早く帰っても捗らない事が、通勤時間内でサッと捗る事がよくあるからです。

こればかりはあれこれ考えるより、試しにやってみるのが一番です。

人にもよるとは思いますが。想像をはるかに超える利点を感じられる可能性大だと感じています。

 

昭和に若者がハマる理由【考察②:レコード盤】

阪田マリンさんは、きれいな音で幾らでも音楽が聴ける令和時代に、レコードと針の接触によって出る雑音が魅力的だといいます。

私のレコード盤で聴いた事がありますが、その雑音が何故か良かっりします。

例えば、この雑音がイイと思う感覚は、舗装されていない道を車で走る感覚に似てるのかなぁと…。

例えば、休日にアウトドア感覚で、凸凹山道を走って「ワクワク」「ドキドキ」を味わいは、綺麗に舗装された道では体感できません。

レコードの雑音も、山道のように整い過ぎていないところに魅了されたのかもしれません。

 

昭和に若者がハマる理由【考察③:喫茶】

阪田マリンさんは、下の写真のような喫茶店が「私のオアシスになる」という事ですね。

オアシスとなるということは、一種の安心感を求めている事になります。

この喫茶店には、ヨーロッパのカフェのような伝統が醸し出されている感じです。

でも阪田マリンさんにとっては、伝統的なものでなく新しいものであり、そういう意味では新しいとか古いとかを超えた素敵な魅力を昭和時代は持ち合わせているようです。

昭和に若者がハマる理由【考察④:家のタイル】

阪田マリンさんの背景にあるタイルのような、今となっては新築の家には使用する事がないと言えるぐらいの物が魅力なんですね。

確かにおばあちゃんに「変な子だねー」と言われるのもわかります。

私も一昔前のモノコトに興味を示すところがあり、「生まれてくる時代を間違えたんじゃないか」というような事を親に言われた事があるからです。

でもさっきの喫茶店と同じように、古くても良さを感じてしまう物は、時代を超えた不変的な本質美を兼ね備えているともいえると思っています。

そういう意味では、阪田マリンさんは変な子ではなく、自分の個性を素直に出せる魅力のある人だと思います。

昭和に若者がハマる理由【考察⑤:昭和を感じる道】

タイムスリップで時間旅行」ですって。

阪田マリンさん、表現力がすごく豊かで、夢がありますね。

下の映像を見ると、いわゆる○○商店街とか〇〇銀座とか名前がついている昔のショッピングモールですね。

こういう商店街って、新旧共存してて面白いですよね。

でも、下の動画、わざと古臭く見えるようにちょっとかすれたような映像にわざとしてるのかな?

何かいいレトロな雰囲気出てますよね。

昭和に若者がハマる理由【考察⑥:ベルボトムジーンズ】

ここでは、昭和時代に流行った洋服の中のジーンズについてです。

そのジーンズは、腰から膝までタイトで、膝から裾に向かって広がった形の「ベルボトムジーンズ」と言います。

下の写真のベルボトムジーンズと合わせたベルトもイケてますね。

上の写真のようなベルボトムジーンズは1970年代に流行ったヒッピースタイルに由来するそうです。

※ヒッピーとは、現代の文明と対極ある自然回帰を目指す人のことをいうようです。

やはり自然回帰ということで、懐古主義というか、古き良き時代へ安らぎを求めていると言えます。

しかし、阪田マリンさんがベルボトムジーンズを履いても全然古さを感じませんね。

 

昭和に若者がハマる理由【考察⑦:電話器】

このダイヤル式の電話を知っている人にとっては、懐かしいの一言ですが、阪田マリンさんにとっては新しい物と映るようです。

こうやって写真を見ると、電話機として機能してなくても、愛着がわきそうで、家のインテリアとして充分いけそうです。

でも、この電話機の写真をよく見ると、ボディーの丸さに手作り感が出ていて、なおかつ、丈夫そうで品質の高さを感じるんですけど、気のせいでしょうか?

電話機の素材感とか、今のプラスチックの製品にはない独特のオリジナリティーを感じます。

この電話器丸さを見ていたら、昔の「カブトムシ」と言う愛称で親しまれたフォルクスワーゲンのビートル車の丸ボディが浮かんできました。

出典:https://ja.m.wikipedia.org/

ちなみに、この車も1940年(昭和15年)頃から販売されたようです。

昭和時代の物は、何かと親しみがわくような形なんでしょうかね。

昭和に若者がハマる理由【考察⑧:昭和のアイドル山口百恵】

阪田マリンさんは、山口百恵さんについて

百恵ちゃんって当時は“アイドル”って感じだったかもしれないんですけど、私には素晴らしいアーティストに見えたんです。

参考元:https://news.yahoo.co.jp/

と語られています。

確かに、1曲1曲が独立してる感じで表現力が幅広く豊かで、確かに単なるアイドルという感じではないんです。

ぜひ下の動画で、山口百恵さんの歌声を聴いてみて下さい。

しかし阪田マリンさんは、よく人を見てるというか、その観察眼は、阪田さん自身もアーティストみたいですよ!

昭和に若者がハマる理由【考察⑨:山下達郎】

山下達郎さんのレコードジャケットも独特の世界観ですよね。

このレコードジャケットもよく見ると、繊細というわけでもなくて、どちらかというと切り張りをしたようなざっくり感があるんです。

その繊細とざっくりの間の、ほどほどバランスに愛着感が出るんでしょうかね。

確かに人間に例えて見たら、あまり繊細すぎる人には愛着わかないですしね。かといっておおざっぱすぎてもね。

やっぱり何か「絶妙のバランス」ってところが魅力として惹かれる気がします。

その辺りの心地よいほどほど感の作り方が、山下達郎さんのハイセンスなのかなぁと思ったりしました。

ちなみに、このアルバムは、1982年の作品です。

そして下の動画は、昔の山下達郎さんのクセルのカセットテープのCMは1980年です。

1980年と言えば、松田聖子さんが4月に『裸足の季節』デビューし、山口百恵さんが10月に引退した年でもあります。

1980年は、時代の変わり目とも言われることが多いようです。

そしてこの山下達郎さんの『RIDE ON TIME 』の曲のタイトルを和訳すると、「時代に乗れ・時流に乗り遅れるな」でした。

阪田マリンが『マツコの知らない世界』へ出演!

『ネオ昭和』という切り口で、昭和を愛し語る阪田マリンさんが、「昭和レトロ喫茶店」というテーマで『マツコの知らない世界』へ出演です。

若い人にとっては昭和レトロ喫茶店は「新しい」という感覚だそうです。

「ゲロマブ」だそうです!

そういえば動画の中で映ってましたけど、昭和レトロ喫茶店のクリームソーダがゴージャスに見えたんですけど、なんか凄そう!

普通に面白そうですねー。

皆さん観てみましょう!

「昭和にハマる若者」についてのまとめ

ここまで、「昭和にハマる若者」について阪田マリンさんのハマった昭和のモノコトから考察してきました。

阪田マリンさんは昭和の魅力は不完全さにあるという事を冒頭に書きました。

ここまで見てきて、その不完全さと言うのは、未熟と言うマイナス面の意味ではなく

・伸びしろがある

・可能性がある

・情熱がある

というような、無限に広がるような未開拓なパワーを感じたのではないかと思いました。

例えば、阪田マリンさんのこんな学生時代のエピソードがあります。
⚫️昭和時代、
女子生徒の中では、
制服のスカートの裾を長ーくするのが流行っていた時がありました。
当時、
風紀担当の先生からは「スカートの裾をもっと短くしてきなさい」と言われる時代でした。

一方、

⚫️平成令和時代は、
スカートの裾が短すぎて「もっと長くしてきなさい」と注意されるようです。

そこで、

⚫️平成生まれの学生時代の阪田マリンさんはというと、、、

もっぱらスカート裾を長くし過ぎて「もっと短くしてきなさいと、しょちゅう注意されていたようです。

思うに、
阪田マリンさんは、

このようにして昭和時代のエネルギーを遠からず得ていたのではないでしょうか。

私たちは、「成熟」という完成されたものを目指して歩んでいると思われます。

しかし、成熟しきったことが全て良いかというと、マイナス面も持っていると思います。

つまり、成熟とは

・完成

・定着

・保守的

というような状態となります。

そこには、

慣れ・飽きる

と言うことも生じます。

この慣れや飽きると言う事は、成熟した末に発動するマイナス面として、あなたも日々の生活で感じる部分だと思います。

そこで昭和を過ぎて平成を通過し令和となった現代が成熟した状態だとしたならば、その「成熟」に至る前段階の昭和の魅力を「不完全」という言語で表現したのではないかと考察しました。

「不完全燃焼」という言葉もありますが、

不完全な自分が、目標に向かって燃えて頑張っているプロセスが、実は一番充実して幸せを感じるのではないかと新ためて感じました。

人間は幸せを感じたい生き物です。

なので、阪田マリンさんを含めた令和に生きる若者の皆さんが、昭和にハマるのは、

昭和の時代に潜んでいた莫大なエネルギーを欲しているのではないか』

と締めくくり、まとめとしたいと思います。

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

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